此花ブログ
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芍薬(しゃくやく)変化や個性について

2009年10月05日

今日のチャーム オブ 涵養(第11回)

今日のテーマ
芍薬(しゃくやく)変化や個性についてです。

「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」
と・・・言われるように、日本でも芍薬は有名です。
ですが、白芍(びゃくしゃく)と赤芍(せきしゃく)があるのを
ご存知ですか?
今日は白芍と赤芍について書きたいと思います。

芍薬は、
ボタン科Paeoniaceae
Pall.var.tricocarpa Streen.(=P.albiflora Pall)シャクヤク根。
母種は中国東北部の野生品でシベリヤシャクヤク。
学名 Paeonia lactiflora
Paeonia : ボタン属
lactiflora : ミルク色の花をもつ

Paeonia(パエオニア、ペオニア)は、
 ギリシャ神話の”医の神”「Paeon」(ペオン)の名に
由来。

「Paeon(ペオン)」が、オリンポス山から取ってきた芍薬の
 根によって黄泉(よみ)の国王「プルートー」の傷を治した。 
芍薬は死者の国の王の病も治すほどの
万能薬ということで漢方薬の中でも極めて重要な
植物の一つであるとされています。

 日本で芍薬としているのは、「白芍薬」です。
 では、白芍と赤芍の違いは何かと言えば、

白芍…シャクヤクの根の外皮を除いて乾燥
赤芍…シャクヤクの根を皮付きのまま乾燥

また同じシャクヤクの根を使い乾燥させるのですが、味や分類が異なります。

白芍…味  酸
   分類 補血薬
  (貧血、めまい、耳鳴り、動悸、不眠、健忘症、生理不順など
   といった病気・症状の治療に用いられます。昔から婦人病に
   用いられてきたものが多いようです。)

赤芍…味  苦 
   分類 活血薬
  (血液浄化、血の汚れを取り除く、狭心症や不整脈、高血圧、
   脳血管出血、高脂血症などの血管、血液系のトラブル
   生理痛、生理出血の異常、不妊、子宮筋腫などの女性疾患、
   痔、脱肛といった疾患などにもつながる)

ここで、注目は白芍・赤芍ともに、女性に関する疾患に関わってきます。

ある不妊治療の中で、生理の周期にあわせ、体の本来の機能を取り戻すよう、それぞれの周期にあった、中医薬を摂取する方法を用い
たやり方があります。

生理期(活血薬) 血をきれいし子宮を掃除します。
卵胞期(補血薬) 良い卵を作るのに大切な時期。
排卵期(活血薬・理気薬) 排卵をスムーズに起こさせるようにする。
高温期(補血薬) 子宮の内膜に潤いを与え、着床を助けると共に、流産の予防に配慮します。

今日の涵養句
芍薬のように、根っこは同じでも加工する部位が違っていたら、
味や分類が異なってしまうことから、兄(姉)弟(妹)のつながりや
家族を思い出しました。

同じ両親から生まれてもそれぞれ味や個性は異なるが、兄(姉)弟
(妹)どちらも甲乙つけ難く大切なもにで、時としてお互いの個性
を生かし家族を補えば、子孫繁栄・・・

と・・・今日は随分こじつけの様になってしまいましたが、
もし皆さんにお子さんがいて、個性が異なっていても、どちらを
優先するのではなく、白芍(補血薬)や赤芍(活血薬)のように個性を
大切にする事が家族のチャーム オブ 涵養につながるのでは・・

芍薬.jpg

untitled.bmp

b_shakuyaku_1.jpg




漢方豆知識
漢方では同様に、使う部位によって名前が異なることもあります。
クコの果実、根皮、葉は、それぞれ枸杞子(くこし)、地骨皮(じこっぴ)、枸杞葉(くこよう)という生薬になります。


posted by konohana at 16:54 | コラム